• 講師・講演情報(実技)

    8月27日(土)00:00 - 00:00

    題名)超薄切:生物試料超薄切の基礎

    ~脱灰組織、皮膚、軟組織など~

    薄切片法に関する資料は多くありますが、その習得にはある程度の訓練が必要であり、何より重要なのは実際に見て習うことです。しかし近年は人員の削減などで、周囲に技術を持った人がいないということもあります。今回は複数の担当者が各施設で得意とする分野の薄切方法を解説します。今回の実技講習では、ウルトラミクロトームとダイヤモンドナイフを使用し試料のトリミングから光学切片・超薄切片作製までを行う予定です。
  • 牛島 夏未

    Natsumi Ushijima

    プロフィール)

    北海道大学大学院歯学研究院 学術支援部 技術専門職員

    卒業研究として与えられたテーマが組織消化法による血管壁のSEM観察で、それ以来電子顕微鏡に携わってきました。2006年より北海道大学歯学研究院電子顕微鏡室の管理運営を担当。生物試料(軟組織、硬組織、培養細胞など)の走査型・透過型用試料作製、免疫染色、ネガティブ染色、消化法、ナノ物質の観察などを行っています。2015年 日本顕微鏡学会 電子顕微鏡一級技士 認定。

  • 冨田 早苗

    Sanae Tomita

    プロフィール)

    東京大学大学院医学系研究科 老年看護学/創傷看護学分野 学術専門職員

    実験テクニシャンとして17年目になります。

    現在は看護学の分野で、褥瘡ケア、創傷ケア、加齢や疾患のある皮膚のスキンアセスメントに関する研究のサポートを行っております。電子顕微鏡では、皮膚表面、主にタイトジャンクションの形態変化の観察を目的として、試料作成から透過型電子顕微鏡での観察を行っております。この度、超薄切の講師を担当させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。