• 講師・講演情報(座学)

    8月26日(金)00:00 - 00:00

    題名)電子顕微鏡の病理診断への応用

    病理診断における電子顕微鏡観察は、免疫染色の発達と遺伝子診断の導入に伴って、明らかに使用頻度が減少している。電子顕微鏡観察が必須である腎生検を除いてもなお、電子顕微鏡観察の有用性が生かされる疾患群がある。①電子顕微鏡が診断に不可欠な病態:線毛運動不全症候群、Fabry病、中枢神経疾患の皮膚生検(CADASIL:cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical infarct and leukoencephalopathy、NIHID:neuronal intranuclear hyaline inclusion disease)、ミトコンドリア病、progressive familial intrahepatic cholestasisなど。②ホルマリン固定パラフィンブロックから電子顕微鏡用ブロックを1ミリ大にくり抜く方法(狙い定めた電顕観察が可能)、③パラフィン切片を利用した病原体や内分泌顆粒の証明とpre-embedding法による免疫電顕観察の3点に焦点を絞って紹介する。
  • 堤 寛

    Yutaka Tsutsumi

    プロフィール)

    (つつみ病理診断科クリニック/四日市看護医療大学特任教授)

    略歴(2021現在)

    横浜生まれ。病理専門医・細胞診専門医・感染管理医師。1976年慶應義塾大学医学部卒。1980年同大学大学院(病理系)修了。その後21年間、東海大学医学部病理学に在籍。2001年より16年間、藤田保健衛生大学(現藤田医科大学)医学部病理学I教授。2017年よりはるひ呼吸器病院(愛知県清須市)病理部長。2019年10月、日本遺産の町、有松につつみ病理診断科クリニック開業。病気のよろず相談を継続。2021年5月、愛知県稲沢市にクリニック移転。2021年4月より、四日市看護医療大学特任教授を兼任。趣味はオーボエ演奏。「患者さんと開業医に顔のみえる病理医」、「社会派病理医」を目指している。

    URL:https://www.pathos223clinic.com/